お久しぶりです。 今回は「小辞譚 辞書をめぐる10の掌編小説」の感想です。タイトルにある「掌編小説」とはザックリ言うと「短篇小説より短い」という意味です。 読んでみると辞書に関する小説といっても、主に辞書を使う側視点で語られる小説でした。小説は部活青春テイストから歴史小説テイスト、ホラーコメディも... 続きをみる
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今回はエドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」の感想です。 サン・ジェルマンの人里離れた古い屋敷に住むC・オーギュスト・デュパン(以下、デュパン)は、モルグ街で起きた猟奇殺人事件の容疑者として友人が投獄されたことを知ります。決定的な証拠もないまま投獄された友人を救うため、そして事件の真相を明らかに... 続きをみる
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今回は喜多川泰『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』の感想です。 物語はプライドが高い熊本県の高校2年生秋月和也が見栄を張るために同学年の史弥に「ディズニーランドに行ったことがある」とウソをつくことから始まります。行ったという証拠を求められた秋月和也は、ウソを貫くために母親にもウソをつき貰ったお... 続きをみる
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