本好きの巣穴

読書好きな作者が、気の向くままに読んだ本の感想ネタバレしない程度に書いてゆきます。

「小辞譚 辞書をめぐる10の掌編小説」文月悠光 他

お久しぶりです。

今回は「小辞譚 辞書をめぐる10の掌編小説」の感想です。タイトルにある「掌編小説」とはザックリ言うと「短篇小説より短い」という意味です。


読んでみると辞書に関する小説といっても、主に辞書を使う側視点で語られる小説でした。小説は部活青春テイストから歴史小説テイスト、ホラーコメディものまで様々でした。個人的には、藤谷文子の「引っ越し前」が一番良かったと思います。


辞書をテーマにした小説といえば三浦しをんの「舟を編む」が有名ですが、そういった話が好きな方はハマると思います。かくいう自分もハマりました


読んだ後に、読んだ者同士で感想を言い合うのも面白いかもしれません。

貴方にとって面白い小説はなんでしょう。


では、またお会いしましょう!